先日アイ・オー・データの3番組同時録画機能付き地上・BS・110度CSデジタル放送対応ネットワークテレビチューナー(HVTR-BCTX3)を購入しました。
チューナー自体には不満もなく気に入って使っていたのですが、普段からソニー製品ばかり使っているのもあり、リモコンがどうも馴染めない。
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いろいろ調べたところ、ソニーの学習リモコンが解決してくれると判断。さっそくRM-PLZ430Dを購入しました。
ソニー 学習機能付きリモコン RM‐PLZ430D
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リモコンが届くや否やHVTR-BCTX3のリモコンの全てのボタンをソニーっぽく使えるように手動でRM-PLZ430Dに登録しました。
その操作感はソニーそのもの! さらにHVTR-BCTX3のHDMI自動制御をオンにしたところ、ソース切替が自動(リモコンでチューナーを押し、チャンネルなり番組表なりを押すとTVの入力切り替えが自動で切り替わる)に! まるでソニーリンクのようで超快適です。
たった一つの不満
これまで使っていたソニーのリモコンと違い、十字キーと周囲のキーが同じゴム製なうえ、高さも同じでフラットになっている為かブラインドタッチしにくく、周囲のボタンとよく打ち間違えるのです。
慣れるかなと思い、しばらく使ってみましたがまったく慣れません (この辺は個人差があると思いますが・・・)
ひらめいた!
自宅で眠っているソニーの簡単リモコン RM-PZ110D を何気なく眺めていた時のこと・・
あれ! 十字キーのところもしや!
似てる! 移植できそう!
と思った時にはリモコンを分解してました(笑)
RM-PZ110D、RM-PLZ430D の構造が基本的に同じなので分解手順もまったく同じです。※上位機種のRM-PLZ530Dもいけそうです。
- 裏蓋はスライドさせ止まったところから、さらにスライドさせて外す。
- 精密ドライバーの+で2か所のネジを外す。
- もんじゃ焼きのヘラを隙間に入れ込み少しづつずらしていくとカパッと外れる。
■操作部のボタンはゴム製で一体型。
RM-PZ110D(左)、RM-PLZ430D(右)
■操作パネルカバー部です。
RM-PZ110D(左)、RM-PLZ430D(右)
RM-PZ110D(左)の十字キーはプラスティック製の円形で、RM-PLZ430D(右)の赤い部分をカットするだけでそのまま入る予定でしたが、ボタンの方がほんのわずかに小さく入らないので紙やすりで開口部を少し削りました。
■次に両方のラバー部品から十字キー部分をカッターでカット。
そしてRM-PZ110Dの十字キー部分をRM-PLZ430D側にはめ込んでみます。
注) 後で分かったのですが、ラバーの丸いくり抜き部分は周囲のボタン(番組表、オプションなど)とギリギリにカットしておかないと、プラスチックの十字キーと干渉してキーストロークが短くなり打感や感度が悪くなります。
■一番苦労したところです。
十字キーの上部2か所、下部2か所、合計4か所にボタンが回ってしまわない様、位置決め用の爪が出ており、カバー裏側の該当する場所に凹み加工しないといけません。
サイズが丁度いい精密ドライバー(マイナス)をライターであぶり、ジューと押し付けて何とか加工に成功!
十字キーの裏には切り取ったラバー部品をアロンアルファで接着しました。
■組み立てれば完成です。
完成した、いいとこ取りの図式 ↓
ここまでのこだわるのは異常かもね!
でも操作ミスもほぼ無くなり超快適!!
ソニーさん次期モデルはこんなんにして~