施工前の写真撮り忘れの為いきなり完成写真です
三面鏡と洗面カウンターの間にある横長の鏡。
最初はオシャレで気に入ってましたが、実際のところは水の飛び跳ねが目立ち、拭いても拭いても常に汚れていてみすぼらしさ極まりない!
ココを何とかしたく思いついたのが、タイルを貼って汚れを目立たなくすると言うこと。
ここで、ふと疑問「ミラーにタイルは貼りつく?」頭をよぎりましたが、何とかなるもんです今の世の中。肝心の貼り方については初めてでも意外に簡単でした。
★準備する物★
- モザイクタイル(今回は25ミリ角のガラスモザイクタイルを使用)
- 2液型エポキシ系専用接着剤
- ヘラ、クシベラは必須
- マスキングテープ(幅20㎜くらい)
- タイル目地材
- 目地材を拭き取るスポンジとタオル
それではど素人の施工手順を紹介。
①ガラス面を中性洗剤などで油分をきれいに落とし良く乾燥。
②接着剤の主剤と硬化剤をダンボールの切れ端などに同量取り出し、ヘラを使って良く練り込む。
エポキシボンドは主剤が水色、硬化剤が薄ピンク
混ぜると薄グレーになります。
③クシベラで接着剤をミラー全体に均等な厚みを意識して塗り込む。
画像では雑ですが、もうちょい丁寧に!
④端から順に予めサイズカットしておいたタイルシートを両端の隙間に気を付けて貼っていく
← 今回選んだガラスモザイクタイルは裏がメッシュ張りになっていてとても使いやすかったです。下地色の影響を受けにくい白色加工もポイント高いです。
あとカウンターとタイルの隙間を何となく開けたかったので、割り箸をスペーサー代わりに。
※気温にもよりますが貼って1時間くらいなら貼り直し出来ます。貼り終えたら全体を手のひらで念入りに押さえる。(1〜2時間後、念のため再度押さえる)
1日放置した後、タイルの目地材入れ
⑤タイル目地材が余計なところにつかないようにマスキングテープで養生
⑥タイル目地材と規定量の水を良く混ぜる(硬さは歯磨き粉くらいが理想)
容器は洗面器を使いました。
⑦ヘラで全体を撫でるように塗り込む
同じ場所でヘラを上下左右と動かす方向を変えて塗り込むと奥まで入りやすい
⑧全体を塗り終えた後、タイルの表面が少し白くなってきたら、良く絞ったスポンジで余計な目地材をある程度まで拭き取る。
⑨その後乾いたタオルなどでツヤが出るまで完全に拭き取る。
⑩目地材硬化するまで水が飛ぶところは、適当にカットしたスーパーの袋とマスキングテープで養生。
丸一日放置で完成!!
今回使用した材料一覧
■タイル用接着剤
内装万能タイプ陶磁器質タイル用接着剤 バンノー 250gDIYセット
※エポキシ樹脂系接着剤で250g、1.5kg、 5kg、10kgから選択。今回は面積が狭いので250gを購入。2液混合型なので全て混ぜて500gです。今回は 1,400mm x 200mm の面積で約半分使いました。
その名の通りバンノーです!
<特徴>
- 磁器、陶器、せっ器質タイル、ガラスモザイク、各種石材等ほとんどの物が接着可能。イタリータイル(200角)等の重量タイルも貼れる。
- 下地は、モルタル、合板、各種ボード類以外にもガラス、鉄板、PC板への直貼りが出来る。タイルオンタイルもOK。
- 多少湿った下地にも使用可能。
- 浴槽やプールの内側にも使用できる。
- 耐薬品性、耐蝕性、耐候性が良好で、温泉、化学工場、食品工場にも使える。
■ヘラ
面積が狭いので、クシベラはこれで代用。接着剤を塗るのに使用。
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こちらは接着剤や目地材を練り込んだり、目地入れに使用。
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■タイルの目地材
※1kg入り 今回 1,400mm x 200mm の面積で約半分使いました。
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■ガラスモザイクタイル
モザイクタイルの選択で大損するとこでした(^^;;
最初選んだガラスモザイクタイルがこちらの
「LIXILインテリアモザイク ピッキ」
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確か名古屋モザイクの「a CUBE」もこのくらいの価格だったような…
後で見つけた本命がこっち
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使用枚数は少ないので大した額ではないにしても、何この差っ!!
おうち用なので多少品質に差があったとしても絶対安い方!ですよね(笑)
※比較:
タイル全て裏にネット張り、1シート単位の価格。1シートサイズ:LIXILは300角。
今回スタイルストーンで購入したのは295角。厚みはどちらも4mmでした。
■失敗したこと
矢印のところ、電球の映り込みのすぐ上あたりをよく見てください。
写真ではわかりにくいですが・・・
最終の目地材を拭くところで、ちょっと時間を置き過ぎ、タイル表面に付いた薄い目地材がスジ状に残り、取れない取れない(>_<)
気にしすぎ!