あおり運転にXXEATSの自転車、いつ自分が被害者(加害者)になるか分からないこのご時世(^^; 万が一事故が起こった時、少しでも役に立つかな?と思い、やっと重い腰を上げました。
せっかくなので、あおりや追突を想定して前後のカメラを取付けることにしました。
ドライブレコーダーの選定
ドラレコ初心者なので機能はほぼ分からず、前方と後方が撮影できて、とにかくシンプルで目立たないのが希望で選んだ機種が
- DRY-TW9100d(ユピテルダイレクトで35,200)
- 楽天・アマゾンが少し安いです。
※1枚のSDカードに前後の映像が記録でき、アプリから同時にチェック出来てしまうのが最大の魅力!
車検等でお世話になってる整備工場(ユピテル指定店)で商品持込み時の取付け工賃を見積もってもらったところ、輸入車+前後カメラのため割高になり約3万円を提示されました。
工賃だけで3万円は正直痛いです(^^;
そんな訳で自力で取付けを決意!←大げさ
機種の選び直し
取付けに関し色々調べていくと、DRY-TW9100dのリヤの配線が太いにも関わらず、フロント用のカメラに接続とのこと。配線も極力目立たなくしたいのでドラレコを選びなおしました。
シンプルで目立たない!さらに電源直結コード(OP-E487)標準同梱のドライブレコーダーを選択
- ユピテル ドライブレコーダー SN-SV60d
夜間でも明るいと評判の SN-SV60d を前と後に取付けました!
ちなみにこれと同等品の機種
- SN-SV60c(シガーソケットタイプ)
- SN-SV6000P(一般販売シガーソケットタイプ)
- SN-SV60vd(電源直結コード+駐車記録用ユニット)
この中でも SN-SV60d が一番安かったです。
参考まで
さらに調べていくうちにオプション追加で駐車中の監視もできることを知り、どうしても欲しくなってしまいました。まぁ工賃も浮いたことだし良いかなって(笑)
ということで、車のバッテリー負担がないオプションのマルチバッテリーも追加購入。エンジン停止後も設定時間録画を継続し続けます!
といっても、ちょっとお高い・・・
- ユピテル オプション マルチバッテリー OP-MB4000
では早速、取り付けにかかります。
アクセサリー(ACC)12V電源を取り出す
通常ドライブレコーダーは特に操作することなく、感覚的にエンジン始動で録画を自動で開始。エンジン停止で録画を自動で停止なのでアクセサリー電源を使います。
今回のようなオプションのマルチバッテリーを使用する場合も、同じくアクセサリー電源をマルチバッテリーに接続します。
■接続は単純
➡ 今回はドラレコ2台ということで、太線緑枠のところにこのような ↓ ケーブルを作って分岐させます(作った方が早いですが購入もできます)
そして分岐の先には、フロント用/リヤ用それぞれの電源直結コードを接続 ➡ 前後のドラレコ接続
こんな感じです。
まず、ヒューズボックスよりアクセサリー電源を取り出します。
場所はエンジンルーム内の運転席のすぐ前です。(W212-Eクラスも同じ)
エーモン工業のヒューズ引き出しケーブル(10A)を使いました。
ヒューズの場所は右側⑥番の10A。このヒューズを交換して電源を確保。ヒューズから出たケーブルを車内に引き込みます。
車内側から見るとヒューズに通じる穴が確認できるので、ここから引き入れます。
運転席下のカバーのネジ(T20)3か所を外して、下の方に開けます。
ボンネットのロック解除レバー奥上部に白く光が見える場所が、ヒューズボックスに通じる穴です。ここを利用してアクセサリーのプラス(赤)を引き入れます。
引き入れた電源をマルチバッテリーのギボシ端子に接続します。
ちょっと余談:
マルチバッテリーに接続するコネクターが2ヶ所あるのですが、そのままだと赤線が丸見えになります。(コネクターは正面以外につけてほしかったx_x)
今のうちに布テープで赤いケーブルを目立たなくしておきました。ビビり音対策にもなりますし(^^♪
下記画像右側にあるケーブルの赤色の線(ACC側)にギボシ端子を使って接続します。
同じケーブルのY端子(GND側)はボディーアースに接続。
運転席右横のパネルを開けます。工具はエーモンの内装バラシ。
開けるとこんな感じです。かなりスペース有り!
マルチバッテリーの入力(Y端子)は右側のボルトに接続します。
マルチバッテリーOP-MB4000の設置場所
当初の予定ではインジゲーターの確認やディップSWの切替を考え、運転席下のカバーが最適だと思っていました。しかしよく実車を見るとエアコンのダクトやなんやらで却下。
助手席側の下に変更しました。
これに伴いケーブルも運転席側から助手席側まで配線しなおしです(^^;
ケーブルはどこを通そう?
- ダッシュボードの裏は無理っぽい。
- 右Aピラー ➡ フロントガラスの上部 ➡ 左Aピラーだと、距離がありすぎで手持ちのケーブルでは足らない。
- ならコンソールBOXの中(下)を貫通させて見ようと思いました。
まあ大変!!
プロなら何のこっちゃないと思いますが、なんせど素人!コンソールの灰皿とドリンクフォルダーを外して(トルクスネジT15を2本外せば脱着出来ます)見たものの、線を通す隙間が無い!!!
内張はがしやドライバーを駆使しやっとこさで助手席側まで配線できました(^^;
フロントのドラレコを設置(SN-SV60d)
予めマルチバッテリーの出力側をフロント用とリヤ用に分岐させるケーブルを準備しておきました。(肝心なところが重なっていて見にくい・・・)
分岐の一方をフロント用の電源直結コードに接続し、miniUSB端子側をカメラまで配線します。
これは意外に簡単でした![AIRBAG]印のカバーを外し中のビスを外せばのAピラーのカバーが浮かせます(完全に外していません)
カバーを浮かすとフロントガラス上部まですんなり配線できます。
取付け場所はミラーの後ろど真ん中を予定していましたが、ミラー付近のカバーも簡単に外れ、拍子抜けするほど容易に配線完了!
一旦、ブラケットにドラレコを取り付けた状態で位置決め。その後ブラケットのみにして両面テープを圧着。
※内張との隙間を極力減らすため、ブラケットの台座の一部は内張の隙間に入れ込みました。
カメラが付くとこんな感じ。運転姿勢ではミラーに隠れて殆ど見えません。下からのぞき込むとこんな感じです。問題の配線は1センチほど見えるだけで超すっきり!
リヤのドラレコを設置(SN-SV60d)
助手席側マルチバッテリーの電源出力をエーモン ダブルコード 0.75sq を使ってリヤまで配線します。(マルチバッテリーを使用しない場合はこちらのヒューズボックスでACC電源がとれます)
Aピラーカバーを浮かせ、運転席ドアと右リヤドアのウェザーストリップを外し、上部からコードを引き回しました。これも意外に簡単!カバー同士の境目・隙間をうまく利用すればスムーズに行えます。
内装を浮かしたり、ケーブルを押し込んだりと、ここでも内張はがしは大活躍!
絶対に必要!!
このケーブルにリヤのドラレコに付属の電源直結コードを接続し、miniUSB端子側をリヤゲート(バックドア)上部のセンター付近まで配線します。
お決まりのウェザーストリップ外し!
ヒューズボックスから隙間を利用しリヤゲートまで配線します。
ヒンジ横の蛇腹の中を通そうと思ったのですが、素人には到底無理(-_-;)
なら少しでも見えないようにと、黒いプラカバーの下を通しました。
タイラップにminiUSB端子ケーブルをテープで巻き付け何とか無事に貫通!
次も難関のゲート内張りの貫通。内張りの脱着は極力したくない・・・
やっつけ的ですが、先に内張はがしを貫通させます。その隙間を利用し、先ほどと同じタイラップ入線法を試しました(笑)
ちょっと強引でしたが大成功!
ヒンジのカバーを付けてウェザーストリップを元に戻せば、ケーブルは殆ど見えません!!
大成功!
きっちりセンターを出し、ドライブレコーダーを取り付けてみます。
※内張との隙間を極力減らすため、ブラケットの台座の一部は内張の隙間に入れ込みました。
これも超スッキリで大成功ですね!
外から見た感じ
ハイマウント真ん中のウォッシャー穴のすぐ下のはずですが、反射もあってか全く見えません(笑)
フロントのドライブレコーダーを外から見ると・・・
こんな感じ!超すっきりですね(^^♪ ブラックの内装だともっと目立ちません!
運転席から見た風景
いい感じ!!
マルチバッテリー OP-MB4000のタイマー設定
スペックはあくまで目安と考えます。
- 3時間でフル充電
- フル充電時ドラレコ1台で12時間稼働
- SN-SV60dが2台接続されている
- 極力消費電力を減らす為、1分で画面オフに設定
- 自宅より出先での駐車監視がメイン
これらを踏まえて、ひとまず3時間に設定して様子見です。
助手席の下を覗き込めばインジゲーターも確認でき、ディップSWも変更できます。
※布テープの効果もあったみたい(^^♪ ってなんでこんなデザイン?
追記:
ドライブレコーダーに付属のmicroSD(8GB)の記録時間があまりに短いので、下記128GBに交換しました。
上限32GBとなってましたが、購入後特にフォーマットすらしていませんが、今のところ問題なく使用できています。相性は良いようです(^^)/
無名?(アルカナイト製)128GBX2枚セットで4千円ちょっと!安っ!