
普段からMacBook Proをデスクトップ機としてその大半を「クラムシェルモード」で使っています。
ある日のこと、寝転がってネットサーフィンでもしようと外部ディスプレイから切り離しフローリングに置いたところ、Macと床の間に何か挟まっているのかというくらい安定感がなくガタガタ!見たところ底には何も無し。
これはもしや噂の・・・
予想は的中!よく見るとキーボード周辺が盛り上がっていて蓋も隙間がありキチンと閉まらない。そして極めつけにトラックパッドがクリック不能!
そうですバッテリーの膨張!!
なんか Genius Bar 持ち込むと無償修理になる可能性があるという噂もありましたが、バックアップやら手続きやなんやらめんどくさそう・・というよりも「自分で何とかしたい!」という病にかかっているので、今回も自力一択(笑
先ずはバッテリー探しから
やっぱり純正品が安心と言うことで、最安値を探します。楽天でよさげなパーツが見つかったのでポチリ! (Early 2015以降容量が増えているようです)
型番:A1582
Retina 13-inch, Early 2015, A1502, 6559mAH ← 目じるし
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アップルでバッテリー交換すると¥19,000程かかるそうなので、失敗さえしなければかなり安く上がりそうです。専用のドライバーも付属していて安心!
部品も届いたので交換していきます。
1)裏ブタを外す
合計10個のビスを付属のドライバーで外します。たまに長さが違ったりするので、メモ代わりに外したビスを元の配列のまま置いておきます。

ビスを外しただけで、こんなに隙間が! ⇓

そりゃそうです!こんなにぱんぱんに膨れ上がってます。

2)コネクターを2ヵ所外します。
黒いプラのカバーを剥がしてめくり上げ、道具を使わず両端に爪をかけ垂直に持ち上げると外れます。

もう1ヶ所のコネクターはこちらのビスを2個外し

先ほどと同じように両サイドに爪をかけて垂直に持ち上げると外れます。

外れたら画面左方向にビヨーンと剥がしておきます。

3)7か所のビズを外しバッテリーをフリーにする

4)両面テープで張り付いているバッテリーを剥がす。
結構強力に貼りついているようなのでドライヤーで焙りながらゆっくり剥がすのですが、バッテリーを焙るよりもアルミパネル側を焙ると結構簡単に剥がれ始めます。注意)トラックパッドやキーボードに熱風が当たらないように!

焙ってはヘラ状のものでバッテリーを持ち上げるを繰り返す。ちなみに今回使ったのはケーキ用の金属ベラ(笑

トラックパッド部分は裏から焙れないので、隙間に熱風をかけながらゆっくり剥がしていきます。
もっと手こずると思いきや以外にすんなり剥がせました!

テープの粘着も残らずきれいに剥がせました。

5)新しいバッテリーを装着します。
こちらが購入したバッテリーです。
A1502 11.42V 6559mAH

裏の保護テープを剥がしMac本体に貼りつけます。

6)逆手順で組み上げていきます。
コネクターとビスを元通りにしました。
膨張したバッテリーと比較!

あとは裏ブタを組み上げて完成!と思ったのですが・・・
冷却ファンが埃だらけです。

見て見ぬふりもできないので、ブラシ付きノズル掃除機できれいにしておきしました!

裏ブタはビス無しでもこの通り!ピタッと隙間なしに閉まりました。

完成!
所要時間:20分
動作も特に問題ないようです。バッテリーの圧力で他の部品が壊れては洒落にならないので、皆さんも早めの交換をお勧めします。